国立大八十二校と、公立大七十四校の二〇〇八年度の入試要項が九日までに出そろった。受験生の個性や意欲を重視して書類や面接で選考するアドミッション・オフィス(AO)入試を導入する大学は、さらに増加し約六十校になった。
[松野コメント]
学力ではない入試方法で有名なAO入試。年々増加しているようで、個人的にはうなりたいところもある。ある程度の学力がないと、個性や意欲だけでは、そのうち限界が来ることも考えられる。現在の入試制度で、いわゆる天才を発掘するためにはこのAO入試方法がいいのかもしれないが、いくらなんでも、60校分も天才などいやしない。少々、数値的に変ではないか? ますます、勉強しないでも大学に合格できるという流れを助長しているような感じがしないでもない。僕の、考えずぎか?
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